ゼロからのハイバック

2008/06/24 by material-crew

前回のブログの中でも触れましたが、私は学生時代左利きだったんです。
訳あって二十歳ぐらいから右利きに変えたんですが、
実は変えた当時、バックハンドがまるで出来なかったんです。

ほんと笑っちゃうほど(*^。^*)

練習では、頑張ってやっとネットに返すことができるようになったものの、
ゲームになると中学の教えどおり何でもかんでもラウンド。

ハイバックなんて、程遠い夢の存在のショットでしたね^_^;

でも、あの当時、
「いつかどんな球もハイバックで打ち返せるようになりたい!」
そういう気持ちがありました。

とにかく、バックの上手い選手のプレーを何度も見て、
なんでバックで強打できるのかを考えていました。

そうこうしている内に、何となくコツを掴んだら
意外にその後は簡単だったのです。

おかげさまで、今ではバックの後ろはある程度空けておいても
十分奥までリターンできるようになりました(^^♪

さて、前置きが長くなってしまいましたが、
今回は、
『ゼロからのハイバック』です。

まずその前にリストを鍛えてください。
リストは強いにこしたことはありませんので。
これはお風呂の湯船の中で、
「グー パー グー パー・・・」
と出来るだけ速く、腕がパンパンになるまで。
回数は出来れば100回を2~3セットで、
毎日やることが大切ですね。

えっ!?もう暑いからシャワーしか使わない?^_^;
頑張ってお風呂に水を張ってください。
これは下地作りなので、
地道にやり続けてください!
後できっと効果が出ます。

次にグリップの持ち方です。
普通、バックハンドは親指の腹をグリップ面の一番広い面に
当てて使うサムアップが主流ですが、
ハイバックの場合はイースタングリップでOKです。

私が思うには、ハイバックの場合、
イースタングリップの方がリストが効き易くなるような感じがします。

次に体の向きですが、完全にネットを背にします。
よく横を向いて中途半端な人を見かけますが、
中途半端ですとしっかり力が伝わらなくなってしまい、
結果、打った球も中途半端になってしまいます。

そして、飛んでくるシャトルに対して、
利き足を斜め前方(コート後方)に踏み込みます。

打点はつま先の延長線上が基本です。

これがずれてしまうと体幹もずれてしまい、
これまた中途半端になってしまいます。

そしてここからが今日のポイントです。

打点は高過ぎず、低過ぎず、
肘がやや曲るぐらいの高さで、
軽く握ったイースタングリップのまま、
手首を手前に立てラケッドヘッドを立てて待ちます。

そして、飛んでくるシャトルに対して、
打つ瞬間に肘を軽く上にエルボーする感じからラケットを振り出し、
シャトルを手の甲で「裏拳」する感じでヒットします。

(※裏拳:手の甲側全体にて相手を打つ、空手・拳法などで使われる打ち技)

この「エルボー」と「裏拳」が、
ハイバックでシャトルを遠くに飛ばすコツです(^^♪

この時、絶対に力まないようにも注意してください。
(※エルボー:プロレスにおける肘を使った打撃技)

力むと力が分散してしまい、
きちんとシャトルに力が伝わらなくなってしまいます。

最初の内は、まずラケット面に当てる感覚だけを掴むようにし、
徐々に慣れてきたら、当たる瞬間だけ握り込みをするように
してみてください。

コツを掴んでしまえば、
意外に簡単にできてしまうものです。

もちろん女性の方でも十分出来ます(^_^)v

若い時は若さと体力でカバー出来たものの、
年を増すごとにやはり省エネバドということで、
バックでの処理能力を高めることが勝利への条件となります。

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Material Crew マテリアルクルー
~リピート率90%のシャトル~
http://www.material-crew.com/
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